西洋医師であったスワミ・シヴァナンダによって科学的な視点から体系化した、インド伝統ヨガの流派のひとつ。
・2種類の呼吸法(プラーナヤマ)
・太陽礼拝(スリヤマナスカーラ)
・12のアーサナ
で構成されており背骨に沿ってある7つのチャクラ、ドーシャ(体質)を整える。
アーサナを瞑想と呼吸を同等に位置付けており『癒しのヨガ』とも呼ばれています。
スワミ・シヴァナンダ SWAMI SIVANANDA(1887 - 1963)
医師、聖人・ジバンムクタ(Jivanmukta)。
1887年9月8日、南インド・タミルナドウー生まれ。
幼少から感受性が豊かで奉仕の心を持ち、医師となり、著述活動などにも精を出していたが、これだけでは十分ではないと感じ、
出家をする。
1924年、ヒマラヤのリシケシで修業を重ね、大半の時間を瞑想に費やす。
1930年代の初めころからインド各地などへ講演の旅に出かけ、多くの人の心と魂を揺さぶる。
1936年、ディバイン・ライフ・ソサエティ(Divine Life Society)誕生。
1948年、ヨーガ・ヴェーダンタ・フォレスト・アカデミー(The Yoga Vedanta Forest Academy)創立。人々に神聖な知識を
教え、ヨーガとヴェーダンタによりトレーニングする。
1963年7月14日、マハ・サマディ(mahasamadhi)に入られる。
"奉仕せよ、愛せよ、与えよ、瞑想せよ、悟れ(Serve,Love,Give,Purify,Meditate,Realize)"
スワミ・ヴィシュヌ・デヴァナンダ SWAMI VISHNU-DEVANANDA(1927 - 1993)
スワミ・シヴァナンダの弟子。
1927年12月31日、南インド・ケララ州生まれ。
スワミ・シヴァナンダのサダナ・タットヴァ(真理の修練)に感銘を受ける。
1947年、リシケシュのアシュラムに入り、シヴァナンダ・ヴェーダンタ・フォレスト・アカデミーの初めてのハタ・ヨーガ教授になる。
その後、シヴァナンダ・ヨーガ・ヴェーダンタ・センター(モントリオール)、シヴァナンダアシュラム・ヨーガキャンプ(カナダ・ケベック州ヴァル・モーリン)、シヴァナンダアシュラム・ヨーガリトリート(バハマ諸島ナッソー)、ブリダバン・ヨーガファーム(カルフォルニア州)、シヴァナンダ・ヨーガ・ランチ・コロニー(ニューヨーク州ウッドバーニ)、シヴァナンダ・ヴェーダンタ・ダワンタリ・アシュラム(南インド・ケララ州のネィヤーダム)を開設する。また、シヴァナンダ・クティール(ヒマラヤ・ネタラ)を開設し、スワミジのジャラ・サマディの場所となる。
また、世界の平和と平和の理解の広がりを願い、T.W.O(True World Order:真の世界秩序)を設立。
本当の人類愛と平和は、厳しい自己鍛錬によって、自己の内に平和を認識したことのある指導者によって実現可能であると考え、1969年、シヴァナンダ・ヨーガ・ティーチャーズ・トレーニングコースを創設する。
著書:『The Complete Illustrated Book of Yoga(ヨーガ大全)』
『Meditation and Mantras(瞑想とマントラ)』
『A Commentary on the Hatha Yoga Pradipika(ハタヨーガプラディピカの解説書)』
『Karma and Disease(カルマと病気)』
ヨーガの5つのポイント
・適切な運動(アーサナ)
・適切な呼吸(プラーナヤマ)
・適切なリラクゼーション(シャヴァーサナ)
・適切な食事
・ポジティブな思考と瞑想(ヴェーダンタとディヤーナ)
「わずか1オンスの実践は、何トンもの理論に値する」-スワミ・シヴァナンダ
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